『震える俺』スシロー 王の帰還編

お疲れ様です 劉備玄徳です。

117日前、忌まわしきあの日

 

そう 人類は思い出した 

かぼ天が消えた日の事を───────

 

今回のキャンペーンは前のびんとろ黄皿に比べると魅力はあんまり無いかな?と考えていたがまさかこの裏で王の帰還が進められていたとは...

というか別にキャンペーンやってようがやってまいが定期的にスシローに行くのであまり関係ないが。

 

まあそれは置いといて  まるでTwitterの制限がかかっているのにシュポシュポするかの如く王の幻視を求めるようにサイドメニューを覗いたところで気づいてしまった。

かぼ天が、王の玉座がそこに最初からあったかのように鎮座していることに!

最初は幻覚を見ているかと疑い、目にも止まらぬ速さでタッチしてオーダーしてしまった

待っている間に無くなってしまったらどうしようという焦燥感と王の御姿をお目にかけることが出来るという歓喜で打ち震えながら────

 

そして、何事もないようにオーダーが到着する音はまるでハーメルンの笛吹きのように甘美な音色を奏でているように聞こえた。

んで、その手に押しいただいた御姿を見た時、俺は震えたよ(砂漠の虎 アンドリュー・バルトフェルド)

なんとその姿は皇帝の座を引いた時と同じ姿(数)、同じ値段での帰還だったのである。

様々な感情が波のように押し寄せたが、これ以上語るのは野暮であろう 今は王の帰還をひとしきりに喜ぶばかりである。

心做しか突然居場所を失い呆然としていた従者である天つゆも元あるべき鞘に戻り締まった表情をしているようにも感じられるのである。

 

ちなみにであるが公式のメニュー表にも消えたままなのでサイレント復活ということになる 願わくばこのまま継続して提供を続けて欲しい所である。

かぼ天という序曲を響かせることによって初めて寿司というオーケストラの演奏が始まり、寿司、サイドメニュー、スイーツという荘厳な四重奏の旋律を奏でる訳である。

 

○べいの天ぷらで心の乾きを満たしていた同士よ 今こそ王の帰還の喜びを共に分かち合おうではないか!

まあ店にあるかは知らんけど。